金利・利回りって？？～年利・月利・日歩～
こんばんは。
いちふじ。です
＜はじめましての方へ＞
⇊
今回は、よく目にする”年利・月利”などについてです
（僕自身、日歩(ひぶ)はあまり見たことはないです・・・）
「締め切りまであとわずか！金利２％！定期預金6か月物」
「住宅ローン返済 月利０.５％」
普段の生活の中で、上記のような金利表示を目にする機会があると思います。
ぱっと見の金利でいえばもちろん０.５％の方が安いですが、実際は違いますよね
金利の表示方法には様々なものがありますが、実はそこに注意しないといけません。一般的に多いのは「年利」という表示ですが、ほかに「月利」などもあるからです。
年利とは？
「年利」とは、元本を１年間運用したり借りたりすることで発生する金利のことを指します。
注意が必要なのは 「締め切りまであとわずか！金利２％！定期預金6か月物」と書かれている場合です。
１００万円を預け入れても、
１００万円×２％＝２万円の利息 ⇒ × ということです。
あくまでも金利は「年利」で表記されているので、６か月物の定期預金だと半分の１万円しか利息はつきません。つまり１年預けることではじめて２％つくのです。
月利とは？
「年利」が１年間運用したり、借りたりすることによってつく金利に対して、「月利」は１か月間でつく金利を指します。
「月利」は１２倍すると「年利」表示となります（単利の場合。複利の場合は複雑な計算が必要になり、少し異なります）
「月利０.５％」の場合、年利に換算すると０.５％×１２＝６％ということになります。
日歩とは？
「日歩（ひぶ）」は「年利」「月利」とは異なり、パーセント表示ではなく、１００円に対して１日いくらの利息がつくかという考え方です。
日歩１銭であれば、１日１００円を借りると１銭、１日１万円借りると１円の金利がつくということです。
加えて証券会社などのMMF（マネー・マネジメント・ファンド）は、「〇〇証券 MMF 分配金(円) ０.０５５５」という表記をしています。これは０.０５５５が「日歩」による表記になっていますが、MMFの場合は１００円ではなく、１万円あたり０.０５５５円であるという点に注意が必要です。
さて、如何でしたか？
日歩は僕自身もあまり見ることはないです。
普段良く目にするものも、一度考えてみると”なるほど”といった気づきがあるかもしれませんね。
おわり。
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